学名: Dicentra peregrina‘Tanchou’

ケマンソウ科 / コマクサ属の耐寒性多年草（ケシ科に分類されることもあります。）

ユニークな形のコマクサですが、本種は白色に内側花弁の先端のみ赤く、その様子が丹頂鶴

基本的に日なたで栽培します。7月から9月上旬の暑い間は30〜40％の遮光をして、日焼けや高温障害を防ぎます。冬は北風にさらされないような場所に置きます。
　鉢植えも庭植えも、表土が乾いたら十分に与えます。鉢植えの場合、夏の間は二重鉢や、砂床（発泡スチロール箱の側面の下方2〜3cmのところに水抜き用の穴を数か所あけ、その中に洗った軽石や鹿沼土の小粒を満たしたもの）に埋めておくと、乾燥防止と鉢内温度の上昇抑制に効果的です。冬の乾燥に弱いため、冬の水切れに注意します。鉢植えでは、乾燥を防ぐため、冬も砂床に埋めておいたほうが安全です。植え替えは毎年もしくは半年に1回、必ず行います。時期は芽が出る直前の2月から3月の上旬、盛夏の7月から8月です。

花期：5~7月
草丈：10~15センチ