学名:Rhododendron schlippenbachii
ツツジ科の落葉低木。黒船躑躅。
中国東北部、ロシア極東部および朝鮮半島に自生し、日本には江戸時代初期の1668年に朝鮮半島から渡来したとされています。
葉は明るい緑色で、5枚ほどが枝先に集まって輪生状につきます。秋には赤胴色に紅葉します。
葉の展開後すぐに、枝先の1個の花芽に3-6個の花を散形状につけます。花冠は淡い桃色または白色の漏斗形で、花冠上方の3弁には赤茶色の斑点があります。
花弁が丸くふわふわと蝶が飛んでいるようにもみえる可憐な花です。
丈夫で育てやすいです。生長はゆっくりめ。
花期:4~5月
樹高:1~2m