学名：Eupatorium makinoi
キク科 耐寒性多年草

日本各地の林道の脇、草原や渓流沿いなどの日当たりの良い場所に自生します。ヒヨドリが鳴く頃に開花することから、この和名になったとされます。

ポット植えではせいぜい60cmぐらいですが、自生地での高さは1-2mほどになります。葉は対生し、短い葉柄をもち葉の両面には、まばらに縮れた毛があり、裏面には腺点があります。
葉の形は卵状長楕円形で先が短く尖り、長さは10-18cm、幅は3-8cmになります。

頭花は、ややまばらな房状につき、少数の筒状花からなる。総苞は、長さ5-6mmになります。白色の冠毛をもつそう果は、長さ3mmになり、腺点と毛があります
フジバカマに似ているが、フジバカマの葉は3裂するのに対して本種は裂けないので区別できます。

本品種の花いろは渋めの桃色です。

花期：8-10月頃
草丈：50~200cm