学名：Pseudolysimachion kiusiana var.japonicum
ゴマノハグサ科ルリトラノオ属　耐寒性多年草

日本固有種。北海道、本州の日本海側に多く分布します。九州に分布するツクシトラノオの亜種であり、北海道から東北地方にかけて分布するエゾルリトラノや南アルプスの北岳に生えるキタダケトラノオとは変種同士の関係になります。山地の草原に自生します。

茎先に淡い青紫色（瑠璃色）の花が穂状にたくさんつきます。
葉は細長い卵形で、向かい合って生える（対生）。 葉には長い柄があり、縁は細かい距歯があり、先は尖ります。

クガイソウに似ていますが、ヤマルリトラノオは葉が対生するので見分けがつきます。クガイソウは輪生します。

日の当たる場所で育てるのが良いでしょう。栽培は容易です。地植えでは草丈も大きくなります。
鉢栽培では背丈は地植えほど伸びませんが、それも良いでしょう。

花期：７〜８月
草丈：５０〜９０cm