学名： Cypripedium flavum　（キプリペディウム・フラウム）
ラン科アツモリソウ属　耐寒性多年草

中国の南部、雲南省北西部に分布しています。標高２４００〜３４００メートルの高山地帯に生えます。５月ごろ、花茎を伸ばして明るい黄色の花を咲かせます。唇弁の裏側の濃褐色の斑が目立ちます。和名では「ウンナンキバナアツモリソウ（雲南黄花敦盛草）」と呼ばれます。

　育て方は、直射日光と雨があたらず、そよ風程度の風通しの良い場所が最適です。強風は避けるようにしてください。
また、芽出しから生長期は30％程度、花期からは50％程度、夏場は70％〜80％程度の遮光をします。そして冬期は、棚下など一定の低温下に置き越冬させます。
高山植物扱いとし、鉢栽培ならば鹿沼、軽石、赤玉など水はけ良い用土で、腐食質は無くてよいと思います。
肥料は少し入れたほうがよいでしょう。耐寒性には優れます。

葉の生長期から花期は、株元や葉に水がかからないように灌水します。停滞水は嫌いますが、程よい湿気を好みます。

花期 ： 4〜5月
草丈 ： 30〜40cm
10.5~12p