学名：Nerine pudica
ヒガンバナ科　半耐寒性球根植物
南アフリカ原産。姿形がヒガンバナに似ている花が欧米ではさかんに育種されました。
本品種プディカは原種のネリネで、交配種の派手さと比べると楚々とした美しさがあり、花形もヒガンバナよりはユリのほうに近いですね。
ただし、葉の形はやはりヒガンバナに似て細く長く出ます。葉は花とほぼ同時かやや遅く秋に出始め、５月〜６月に消え、その後休眠します。
花はラッパ型で横向きに咲きます。株が充実してくると花数も増えます。白地にピンクの筋が入るのが特徴です。

☆繊細な花で、今年の花は花の長さが３cmぐらいです。

栽培は地植えよりも鉢のほうが適しています。暑さには強いですが、冬の寒さにおいては、ハウスなどの寒風が避けられるところでは−５度ぐらいまでは絶えられますが、
寒風の吹くところでは防寒対策が必要です。凍らなければ軒下で、寒冷地ではあたたかすぎない室内に。

乾燥には強く葉が枯れてからは水はやらないようにし、軒下等雨にあたらないところで管理します。葉が出たら水をあげてください。過湿は厳禁です。
肥料は生育をはじめる10月頃に、少量を株元にばらまいておけば十分です。

花期：１０月中旬〜１１月下旬
草丈：30~40cmほど
9cmLp