学名：Anemone 'Wild Swan'
2004年に、英国のエリザベス・マクグレガー・ナーセリー（Elizabeth MacGregor　Nursery）で、多くのアネモネの中からエリザベスさんが見つけ出したそうです。
花の内側は白に薄く紫が透けて見えます。
裏側のガクの部分（花びらに見えますが）が紫でとても美しい色合いです。アネモネ・ルピコラ（Anemone rupicola）が親のハイブリッドといわれています。

2011年のチェルシーフラワーショーで「2011年の植物（'2011 Plant of the Year'）」を受賞しています。
また2013年には米国オレゴン州ポートランドで開催された Farwest Show in Portlandでは全ての新種植物の中での最優秀賞（'Best of Show'）を得ています。
花期は6~9月と長く咲きます。
草丈は30cmほどで大きくならないようです。

外国のナーサリーの説明を読むと「Like a lot of Anemone it likes to grow in partial shade,in humus rich soil. 」とあるように半日陰で腐食質に富んだ肥沃な土壌がよいようです。

☆日本では表白シュウメイギクと名がついていますが、シュウメイギクとするには若干疑問がございます。交配親のAnemone rupicolaは自生地では岩の元に咲く花で，日本のシュウメイギクとは性質が異なります。
レアだということでこのお値段です。