学名：Patrinia scabiosifolia
オミナエシ科オミナエシ属 耐寒性多年草

十五夜（旧8月15日）に飾る秋の七草のひとつであり、万葉集や源氏物語にも登場する日本人には古くから馴染みの深い植物です。日本〜東アジアに分布します。
毎年夏から秋にかけて小さな黄色い小花が一カ所にまとまって咲き、円すい状の形を作ります。根元から出る葉っぱは細長い楕円形で、茎につく葉は切れ込みの深くはいった羽状の形をしています。

栽培は容易。日当たりのよい場所を好みます。ただし、土が乾きすぎると生育に支障を来しますので強烈な西日の当たる場所は避けます。また、真夏は直射日光に当てるよりも、柔らかい日射しの当たる場所のほうが全体的にやわらかい感じの草姿に育ちます。
「土に適度な湿り気があり、一年を通して柔らかい日射しの当たる場所」がオミナエシにとって適切な環境だといえます。


花期：8〜10月
草丈：20cm〜1m

9〜10.5p