学名：Anemone keiskeana
キンポウゲ科　イチリンソウ属　耐寒性多年草

本州の滋賀県から九州にかけて分布します。
生育地は 林の中や渓流沿いなど。

関東では花が咲くのにちょっと時間がかかるかもしれません。ただ、丈夫ではあります。とても繊細な花です。

萼片の数は約8〜22個、 色も白に近い薄紫からやや濃い紫まで個体差があります。
葉は、暗みがあり深い緑色でやや褐色を帯び鈍いクリーム色の斑紋があります。その暗い感じが良いと感じます。　葉の裏側は暗い紅紫色です。
根出葉は3全裂し、鋸歯があります。

冬から秋にかけて、花が咲くころまでは、
日差しの入る明るい場所におきましょう。
花が咲き終わったら、明るめの日陰に置きます。

6~9月頃が休眠期で秋に葉が出て初夏まで残ります。

花期：2〜4月
草丈：10~20cm


「一華」は一茎に一輪の花を咲かせるという意味です。