袋状の唇弁が特徴的なラン科植物で、洋ランの一属として知られます。
地上に根を下ろす地生蘭もしくは半着生蘭であり、洋ランでは少数派に属します。
花は、長い花茎の先に単独か、少数を穂状につける。
学名のPaphiopedilumは「女神のスリッパ（サンダル）」を意味するとのことです。
洋ランのなかでは比較的低温にも強く、5℃程度の温度で冬越しが可能です。
本種葉交配種で、たいへん美しい花をしています。葉はウズラ状の斑点があります。濃い葉との対称もよいです。
ほぼ一年中日よけをしながら栽培します。冬は窓辺のレースのカーテン越し、梅雨明け後の夏は戸外に出し50％程度の遮光の下で管理します。戸外で長雨に当たると腐ることがあるので注意しましょう。常に風に当たるようにすると元気に育ちます。
花期６〜７月
草丈：30~40cmぐらい
12Lp