学名:Syneilesis palmata
Syneilesis は、ギリシャ語の「合着して巻いた子葉を持つ」ということばから。palmata は、掌(手のひら)状の意味です。
キク科 耐寒性多年草
日本では、本州、四国、九州に分布し、山地の林下の斜面などに生育する。東アジアでは朝鮮半島に分布する。
芽だしは産毛に包まれた葉が小さく丸まっていてユニークです。葉が展開すると破れた傘のようになることからこの名がつきました。開花しないものは葉が1枚出るだけですが、開花する芽は2枚の葉をつけます。
性質は強健で、2、3年経つとよく増えます。花は地味ですが葉だけでも味わいがあります。
半日陰か日陰で育ててください。
花期:7~9月
草丈:30~50cm
10.5p