学名:Coptis japonica var. major
キンポウゲ科の耐寒性多年草。
セリのような細かい葉と小さな白い花が舞うように咲く様は妖精のようです。
日本の本州中央山地樹林下に生育すします。
高さ10cmほど、オウレンのなかでは最も小型の花茎を出し、その先に2,3個の花をつけます。
5〜7牧の白い花弁に見えるのは萼で、花弁は小さく線形です。
雌雄異株と同株のものが混じって生えます。雄しべは多数、雌しべは9〜11本。
葉は常緑で三回三出複葉、(セリバオウレンは二回三出複葉ということで区別します)小葉に鋭い鋸歯があります。
育て方は鉢では、水はけのよい用土で、液肥を月に2〜3回施し、発芽の頃は日に当て、日差しが強くなると半日陰、夏は涼しく、冬は強風に当てないようにします。
鉢に植えると葉が鉢いっぱいになり、花後の種が落ちる前の状態も観賞価値があります。
花期:3〜4月
草丈:10~15センチ
7.5Lp