ユキノシタ科の耐寒性多年草。
野山に自生する基本種のヤグルマソウは、根生葉が5 枚の小葉からなる掌状羽状複葉でこの形が矢車に似ているからこの和名がついていますが、本種は6〜7枚の小葉からなり、丸みを帯びています。
花が赤味を帯びるというだけあり葉色の緑は濃く、縁にはうっすらと赤みがあります。
軸も黒くかっこいいです。茎に毛が生えていてそれも趣があります。
育て方は基本種と同じで、湿地に生える植物ですので、水切れには気をつけてください。
芽が出てからは日のあたる環境が好ましく、6月に入るころから秋彼岸までは、
半日陰の風通しのよいところがよいでしょう。
10月〜11月は、ふたたび日にあたる環境が良いです。
花期:5〜7月
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