学名:Scabiosa japonica var. alpina
マツムシソウ科 耐寒性越年草。
マツムシソウを基本種とする高山型変種で、別名、ミヤママツムシソウ(深山松虫草)といいます。
日本の本州の中部地方以北と四国に分布し、高山の風衝の激しい尾根など、やや乾いた草地や砂礫地に生育します。
長い花柄の先端に1個の頭花をつけます。頭花は径5cmで基本種より大きく、碧紫色ですが、ときに淡紅色や白色のものもあります。
総苞片は線形で2列。頭花の縁側の小花は大型で5裂し、外側に長く伸び、中心部分の小花は小型で筒状になり、同様に5裂します。花筒の中部に4本の雄蕊がつきます。
暖地では風通しがよく半日かげで出来るだけ涼しい場所を選んでの管理をお勧めします。 乾燥に強く雨が降らない日が続くとき以外は特に水やりは必要ありません。 鉢植えの場合は表土が乾いたらたっぷりとやりましょう。 春〜初夏にかけて化成肥料など置き肥しましょう。
花期:自生地では8〜9月 低地では6〜7月
草丈:30〜60cm