学名:学名 Chionographis koidzumiana
シュロソウ科 耐寒性多年草
日本の愛知県以西のごく限られた地域でだけ見られる小型のシライトソウ。チャボは小型を表します。
愛知、四国、九州 山地の明るい林床や岩上などに分布します。
小さく細いながら端正で味わいのある白糸草です。
花は花茎の先にややまばらにつき、花披片は白色〜緑白色〜帯紫色で、上方の3〜4個の花被片は糸状で長さ9〜15mmと長く、下方の2個は退化します。
秋から春まで明るい日陰で育てます。鉢植えは花後に日陰に移動させ、夏の間はなるべく温度変化が小さく、70%程度の遮光をした涼しい日陰に置きます。周囲には人工芝を敷き、打ち水で湿度を確保します。
庭植えの場合は、夏に日陰になる場所を選んで周囲から20〜30cm高い花壇を築き、鉢植え用の用土を客土して植えます。周囲にはシダや、同じような環境を好むほかの植物を植えて、湿度が保たれ環境が穏やかになるように工夫します。
花期:4〜6月
草丈:20cm前後
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