ラン科 耐寒性多年草
濃いオレンジの花を咲かせます。唇弁の先端に紫で対比が美しい。葉、茎は緑色です。
カキランは山野の日当たりのよい湿原等の水辺に自生する野性蘭です。
黄褐色の花を茎の先に10ほど総状につけ、下方から開花していきます。花の唇弁にある紅紫色の模様が目立ちます。
葉は茎に互生し、卵状披針形です。カキランの名前は、花の色が柿の実の色に似ていることに由来します。
葉を広げて生育している時期は充分日に当てます。日照不足になると茎がひょろひょろの軟弱な姿なり、花付きが悪くなります。ただし、強い直射日光は葉が焼けてしまいますので真夏は明るい日陰に置きます。
冬の休眠期は凍結や霜の避けられる場所に置きましょう。寒さにはかなり強いですが、凍結させると芽が傷むことがあります。湿り気のある環境を好みます。水切れには気をつけましょう。
花期:6~8月
草丈:15〜40センチ
10.5p