学名:Erythronium japonicum
古語では堅香子(かたかご)と呼ばれていました。
ユリ科カタクリ属の耐寒性多年草。
早春に10 cm程の花茎を伸ばし、清らかな薄紅紫の花を先端に一つ下向きに咲かせます。
蕾をもった個体は芽が地上に出てから10日程で開花します。
花茎の下部に通常2枚の葉があり暗紫色の模様がありますが、地域によっては模様がないものもあります。
日中に花に日が当たると、花被片が開き反り返ります。
地上に姿を現す期間は4-5週間程度で初夏には消えてしまうので、スプリングエフェメラルと呼ばれています。
開花時期:4-5月
草丈:15~20cm
日本カタクリの場合開花率は100%はいかないようです。50〜70%とのこと。
8年目にやっと2枚葉になり花が咲くので、忍耐強く待ってくださるとありがたいです。
大球は開花の見込みが上がります。