フウロソウ科 耐寒性多年草
チシマフウロは本州北部では亜高山帯や高山帯に分布し、北海道は海岸地帯にも分布・生育します。海外ではサハリン、千島列島、北太平洋沿岸域を回りこんでカナダ北西部まで分布します。
日当たりの良い草地や砂礫地に自生し、草丈は20〜50cm。
本種はその白花です。和紙のような、ややシワのある花弁と白さがとても可憐で愛らしい。
葉は掌状に5〜7裂に裂け、切れ込みは浅く裂片の先はそれほど鋭く尖らない形状をしています。姿がそっくりのエゾフウロ(蝦夷風露:Geranium yezoense)の葉は切れ込みが深いため、見分けるポイントと言われています。
日当たりを好みますが、夏場は半日影になるようなところで。夕方の水やりなどして、夜間温度を下げるのが良いでしょう。
花期:栽培:4〜6月 自生地:7月〜8月
草丈:20〜50cm
7.5LP