学名: Tanzania japonica
メギ科 耐寒性多年草
別名:トガクシソウ
トガクシショウマは一属一種、日本固有の日本海要素を代表する植物で、長野県の戸隠山で最初に発見されたためこの名前がついています。
分布は日本海側の多雪地帯に多く、白馬、戸隠、尾瀬をはじめ、北は青森県まで分布しています。
個体数は少なく、自生地での生育範囲も狭く、絶滅が心配されています。
葉は三出複葉で2枚付き、葉の基部に数輪の花を付けます。花はすこし赤みが混じる淡い紫で、花弁に見えるのは実はガク片で、花弁はつぼ型で、色は黄色、オシベを取り囲むように付いています。花は自生地では5月下旬から6月下旬ごろに開花します。吊り下がって異彩て椅子さまがとても愛らしいです。
芽出しから葉が固まるまでは30%ぐらいの遮光、その後は日陰で風を通し、秋は再び30%ぐらいの遮光で目の充実を図ります。丈の発芽はよいようですが、開花までに4.5年かかります。
花期:5月〜6月 栽培品は4月〜5月
草丈:20〜40cmぐらい
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