学名:Didchocarpum sarmentosum
キンポウゲ科シロカネソウ属 耐寒性多年草 山陰白銀草
本州の福井県から島根県にかけての日本海側に偏った地域に分布し、温帯林の林床に生育します。
アズマシロカネソウに似ていますが、全体に小型で、花弁状の萼片の基部が紅紫色になり、花後に走出枝を出します。
花はとても小さく、花のように見えるのは萼片で本当の花は中の黄色、おしべの花粉のように見えるものです。
葉は、基部は広くなって広卵形、3小葉からなり頂小葉は扇形をしています。茎は高さ10-20cmになり、直立します。
春〜初夏には十分に日光が当たるが,夏には日陰になるようなところで栽培すると良いでしょう。また、空中湿度の高い場所を選ぶと良いでしょう。
個体としての寿命はそれほど長くないかもしれませんし、
夏の暑さで枯れることもあるようですが、こぼれ種からの発芽が多いようです。
花期:3〜5月
草丈:10cm前後
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