学名:Scutellaria baicalensis Georgi
シソ科タツナミソウ属 耐寒性多年草
ロシアの極東地方からモンゴル、中国北部、朝鮮半島にかけて分布する。小葉が細いので、コガネヤナギともいわれます。
草丈30cmくらいの小柄な植物で、茎は直立するが、匍匐してよく増える。葉は対生し、羽状の切れ込みがあります。花は夏に穂状花序をなして咲き、藤色で、シソの花によく似た唇形花である。和名の「コガネバナ」は、根の断面が鮮やかな黄色をしているため。ただし個体によって、樺色や褐色のものもあります。
生薬としても使われます。生薬名:オウゴン(黄芩) 薬用部位:根
花期:7〜10月
草丈:10〜30cm