学名: Senecio furusei / Tephroseris furnsei
キク科 耐寒性多年草
埼玉・群馬西部の山地、また長野など関東の山地、時には九州でも見かけたとの話もあるようです。石灰岩地に分布します。北限は福島県ぐらいのようです。
茎にはくも毛があり、分枝せずに立ち上がります。茎葉にもくも毛があり、粗い鋸歯があって8cmほどの倒被針形で茎を抱きます。花期にも根生葉は残り、根生葉には柄があります。
頭花は、茎頂に5個ほど付き、径2.5-3cmほど、舌状花はやや反り返ります。総苞は長さ5-7mmで総苞片1列が綺麗に並びます。
コウリンカとは茎の毛の有無、タカネコウリンカとは花色と総苞の下の苞の有無で区別できます。
EN:絶滅危惧IB類、日本固有種
花期:7月ごろ
草丈:45cm以内