学名:Lewisia cotyledon
スベリヒユ科 常緑耐寒性多年草
多肉植物のように見える草姿から、造花のような華やかな花を咲かせる多年草です。
北アメリカのロッキー山脈北西部からカリフォルニアにかけての山地の岩場などに多く見られます。
堅く肉厚の多肉植物のような葉をロゼット状に広げて、春に葉のつけ根に花芽をつけます。花芽は次第に伸び、細い茎にかわいい花を数輪咲かせます。
花いろはバラエティに富みます。
育てていると地下茎は太くなり、立ち上がって茎のように木質化します。
栽培は、日当たりを好むので、基本的には風通しのよい明るい棚上で管理します。ただし、暑さを嫌うので、夏の間のみ30〜50%の遮光下とします。冬は、寒風が吹く場所では芽が乾いたり、葉が脱水して枯れたりするので、風よけの下かハウスやフレームなどに取り込みます。
多湿を嫌います。雨が長く降る時期は水やりを控え、乾かし気味に管理します。特に、夏にロゼットの中心に水がたまると傷みやすいので注意してください。通常は、乾きやすい棚上では1日1回たっぷりと水を与えればよいでしょう。
花期:4月下旬〜6月上旬
草丈:10〜30cm
10.5p 充実しています。