学名:Viola phalacrocarpa
スミレ科 耐寒性多年草
北海道〜屋久島分布していますが、中部地方以北の低山に個体数が多く、西日本の低地では少ない。
日当たりのよい二次林の林縁や道ばた、畑の土手などを好みます。花の色は鮮やかな紅紫色が多いが、青みの強いもの淡い色など、やや鈍い茜色など変化が多い。
全体に毛が多く、特に距や子房、果実などに毛があるのが特徴です。しかし地域によっては側弁の基部以外は無毛のものもあります。
葉は花の終盤に生長し特徴がわかります。幅広で明るめの黄緑色です。
草丈は5〜10cm。花は直径1.5cm前後で、側弁の基部に毛が密生する。(少ないものもあります)花弁の基部が閉じぎみに咲き、花内部はほとんど見えない。
またアカネスミレは距が細長く、先が細くなるのに対し、コスミレの距は太くてぼってりしている。花期の葉の葉身は長さ2〜5cmで、さじ形から長三角形、長卵形と変化が多い。
ふつう微毛が生え、両面とも明るい緑色。裏面が紫色を帯びるものもあります。
花期:4月上旬〜5月上旬
草丈:5〜10cm
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