学名: Clematis tosaensis Makino
キンポウゲ科 耐寒性多年草 蔓植物
本州の西日本から四国に分布します。名前は鳥型半鐘蔓であり、高知県の鳥型山で始めて採集され、花の形が鐘の形に似ている蔓植物であることによります。
つる植物としては控えめな方で、林縁の低木にからむ程度で、茎は木質化するがあまり太くはならなりません。葉は対生で1回3出の複葉となり、小葉は小さな鋸歯があり裏面に少し毛があります。
花は前年の枝の脇について、花茎がのびて1花ごとにぶら下がって咲きます。花弁は淡黄白色で、先端が少し外側に反り返ります。
日当たりの良い場所を好みます。夏場は半日陰にした方がよく育ちます。旧枝咲き。前の年に伸びた枝に花をつけるので、花後は剪定して新しい枝をたくさんだしてやると翌年たくさんの花を楽しめます。
花期:4〜6月