学名：Goodyera foliosa var. laevis
ラン科シュスラン属 耐寒性多年草
本州〜九州の山地の林内でやや湿った腐植質に富んだ場所に生える小型のランです。
茎の基部は地をはい、上部は斜上し、葉は数個互生し、長さ2〜4cm、ふちは波打ちます。茎頂に数個の淡紅色の花を数個まとまって咲かせます。名前のアケボノは花色が薄くオレンジ色をしているところからつきました。ひとつの花は小さいですがなかなか趣があります。
植え付け植え替えは春から初夏が適期．花後の新芽が春には根も伸び、株が大きくなるので植え替えやすい。緑色の地下茎に数本伸びている白い根を折らないように丁寧にほぐします。
用土は山野草用土か１cm前後にきざんだ水ごけがよく育ちます。
花後に花茎はできるだけ早く切ったほうが良いです。
陽に当たると葉が黄ばむので通年30~50%の遮光がよいです。湿度を好みますが、雨が芽にたまると腐り易いので軒下等雨にはあまりあたらない場所があるといいですね。
花期：晩夏〜初秋
草丈5~15cm
7.5p
