学名:Glaucidium palmatum f.leucanthum
キンポウゲ科(シラネアオイ科に分類する場合もある)シラネアオイ属の耐寒性多年草
日本を代表する人気の山野草、シラネアオイの白花です。清らかな花です。
日光の白根山周辺に多く見られ、また立葵(たちあおい)の花に似ているところから「白根葵」になったということです。
うずくまりこぶしを上げるように芽を出し、大きな2枚の葉に包まれた蕾をのぞかせ、すっきりと立ち上がって、紫色の萼花弁が4枚ある大きな花を咲かせます。その瞬間はまったく驚きます。
とてもみずみずしく清らかです。
半日陰で夏の暑さにはあまり強くないので夏には日陰になるところに植えましょう。
鉢栽培の場合は芽出しから春の間は、直射日光でもよいのですが、30%くらい遮光した日ざしの下が適します。5月半ばを過ぎて葉がしっかりとしたら、風通しがよく、50〜75%の遮光下で、夏の暑さや葉焼け、葉の蒸れを防ぎます。日ざしが強くなるとすぐに葉焼けを起こすので注意してください。
秋に葉がきれいに残っていたら、彼岸過ぎごろから遮光率を30〜50%に戻して芽を充実させます。葉が枯れたら春の芽出しまで棚下などでゆっくり休眠させます。
花期:5~6月
草丈:30〜50cm
10.5p / 12p