学名：Arisaema tashiroi Kitamra
サトイモ科　耐寒性多年草

ツクシヒトツバテンナンショウは、 九州中南部に分布する固有種です。　
種小名は、明治初期に琉球・ 台湾の植物を研究した田代安定氏にちなむ。

白地に緑色のストライプの入った 長さ10cmほどの仏炎苞をつける。細長く透明感のある綺麗な緑色です。
秋には果実が赤熟します。ヒトツバとはいえ、大小２枚づつの葉をつけます。

生育地は「祖母傾山地」に点在し，個体数も極めて少ない。植生遷移の進行や人による踏みつけなどの影響で,絶滅の危険性が高い。

栽培は容易、半日陰で育ててください。

花期：5月ごろ
草丈：３０〜50cmぐらい