学名： Pleione yunnanensis
ラン科　耐寒性球根植物

大輪トキソウは台湾高地の樹林に着床もしくは地生します。花後にエビネに似た大きな１枚の葉を広げ、根元には翌年のバルブを形成します。
カトレアのような花を咲かせ、山野草として栽培される数多くの種類の中でもひときわ目立つ美しい野生ラン。冬期は休眠し、洋ランのように特別な加温を必要とせず、一般の山野草と同じような環境で、比較的簡単に栽培できます。
日本には自生がないものの、古くから栽培されています。別名：タイワントキソウ（台湾朱鷺草）

雲南原種は淡い桃紫色が透明感がありとても美しいです！花色には個体差があるかもしれません。

植え付けは休眠中か芽出し前の春が適期。芽を切らないように丁寧に扱いましょう。用土は山野草用土に３割ぐらい水苔を混入させると良いでしょう。

芽出しから開花〜葉の展開までは日に当ててがっしりと育て、葉の展開後は３０〜５０％の遮光を。花後は花がらを切り、液肥をあげると良いでしょう。
夏もそのままか日陰へ移動させましょう。秋は再び日に当て、冬は凍らない程度のところでやや水は控えめに。

花期：５〜６月
草丈：１０〜２０cmぐらい