学名 Androsace sarmentosa
サクラソウ科　耐寒性多年草

ヒマラヤや中国中南部、四川省西部から雲南省に分布。標高３０００〜４１００ｍの岩礫地の斜面に生え、高さは１０〜１５ｃｍになります。
外側の葉は卵形から広披針形、中間の葉はへら形、内側の葉は披針形から倒卵状披針形で、長くて白い軟毛に被われ、ロゼットを形成します。
春、花茎を伸ばして散形花序をつけ、白色からピンク色の花を咲かせます。
冬のロゼット状の葉も魅力的です。

春から開花期は日向に、開花後は雨の当たらない半日陰か寒冷紗で日差しを遮って育てると育てやすいです。過湿は苦手ですので特に夏場は気をつけてください。
冬は風や霜から守るとよいでしょう。硬質鹿沼土を主体に日光砂、軽石、桐生砂や日向土などを用いたロックガーデンでも育ちやすいです。


花期：４〜５月（自生地では7〜８月）
草丈：１０〜１５ｃｍ