学名：Cremastra appendiculata var. variables
ラン科　耐寒性多年草

日本では南千島、北海道、本州、四国、九州に分布し、山地の林床に自生する。アジアでは樺太南部、朝鮮南部、中国（本土および台湾）、ヒマラヤに分布します。
山野の木陰に生える多年草です。
和名の由来は、花序の様子を戦場で指揮官が兵を指揮する采配に見立てたものです。

花は細長く、淡緑褐色で紅紫色を帯び、垂れ下がります。１０〜２０個の花を総状につけます。花色には固体差があります。
葉は長楕円形で長さ１５〜３５cm、先はとがります。

生育に必要な養分を光合成以外に菌類からも得て生育する部分的菌従属栄養植物と考えられています。
日陰が良いでしょう。環境が合えば意外に強く、耐寒性、耐暑性もありますので育てやすいとも言えます。

花期：5〜６月
草丈：20〜５０cm

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