学名：Arisaema sikokianum
サトイモ科テンナンショウ属
里山や山地の林下に生える耐寒性多年性草球根)
四国、近畿地方、三重県に分布しています。
葉は通常では2個、小葉3〜5枚で鳥足状につきます。
葉の間から肉穂花序を立て，紫褐色の仏炎苞(ぶつえんほう)を持ちます。
付属体は白い棍棒状で先端が丸く膨れています。その姿がとてもユニークで、雪白の餅にたとえて名付けられました。紫褐色の仏炎苞と白の付属体のコントラストが美しいです。
鑑賞期間も長いです。
　
庭植えでは半日陰に。鉢栽培では芽出しから開花までは20~30%の遮光で、葉が展開したら50~70%の遮光でそだててください。
鉢栽培では真冬は凍結させないよう軒下などがよいでしょう。
花期：4~6月
草丈：30~40cmほど。